2017年8月6日日曜日

転職サイトのオファー状況

今年初めに登録しておいた転職サイトを数か月ぶりに見てみました。

最大手のリクナビNEXTには「スカウトレポート」なるサービスがあります。いわば企業様からの注目度というものです。検索されるためにもオファーをもらうためにも、「レジュメ」をしっかりと書いておいた方がいいそうですが、かなり大変なのでまだ書けていません。そんな私の場合でも、
 全体での注目度:上位15%
 職種別での注目度:上位15%
 先月に検索された回数:300回程度
 オープンオファー:5通
 興味通知オファー:0通
 プライベートオファー:2通
でした。中でも、大手1社からとても熱いプライベートオファーが何度も頂けていました(メールを開いた時には締め切りを終えていましたが…)。頭でっかちなポスドクでも(高学歴だからか)需要がないわけではないようです。ただ、その熱いプライベートオファー以外は分野が離れすぎており、応募しても通らなさそうなものばかりでした(機械的なメールっぽい)。登録していませんが、リクナビエージェントは非公開求人も多く、分野も合いやすいとか。

ビズリーチは管理職向けですが、年収500万円あれば無料登録できます。無料利用でも「プラチナスカウト」と呼ばれる積極的な勧誘連絡には返信できます。他のサイト同様、20~30代にはスカウトが来やすく、(高学歴だからか)登録後すぐは5件以上の「プラチナスカウト」が来ていました。研究開発職も多数あり、ポスドクでも無料登録でリクナビ並みの利用価値を出せそうです。リクナビとの違いとして、ヘッドハンターを介して転職を進めるので、双方の要望の合致に不安が残ります。しかし、最初の段階のオファー内容としては、リクナビよりも分野が合致しているように思います。後、リクナビよりも外資系企業が多く、給料が良さげです。

残念ながら、アカリクはまだ連絡が一つも来ていません(博士卒業したての頃はオファーがあったのですが)。博士学生であれば、研究内容に沿った就活ができるLabBaseというサイトもあります。

上記のように、転職サイトによって特長が違うので、登録サイト数が多い程いろんな仕事を見つけられますが、それぞれ登録に時間がかかるのでかなり面倒です。他にもDODAJACといった転職サイトがありますが、面倒で手を付けられていません。余程切羽詰まっていない限り、3個も4個も登録する必要はないと思います。また、興味のないオファーがたくさん来ても困るし、オファーが来たからと言って転職が決まるわけでもないので、「オファー数や求人件数が多い≠転職に良いサイト」だと分かりました。

海外ポスドクが日本企業に就職する場合、やはり国際会議や現地の企業説明会でネットワーキングするのが最も効率が良く、就職できる確率も高いように思います。転職サイトに登録するとしても、ビズリーチだけで良いような気がします、今のところ。時間は大事。


※欧米企業
先日の国際会議で名刺を配りまくりました。名刺には、名前、所属、ポジションだけでなく、自分のHPやlinked inのウェブアドレスを記載しておきました。HPでは、すぐにCVやresumeをダウンロードできるようにしてあります。いつどこで良い話が転がってくるかわからないので。

企業のHPを見ても、今、何件か興味のある仕事がでています。魅力的なものは応募しようと思います。ただ、米国は、トランプ政権のせいでビザ取得がかなり難しそうなのが心配です。周囲の話では、研究者・ポスドクはlinked inresearch gateで仕事が見つかるようです(以前の記事:Linked inの書き方)。海外企業が多いですが、欧州ならビザの問題もありません。引越代なども出ます。やりたい仕事や良い待遇は待っていても来ません。いろんなサイトを使って、じゃんじゃんアピールしていきましょう!

※日本アカデミック
今の時期(7~8月)はJREC-inで日本のアカデミックポストの公募が多いので、要チェックです。私の専門に合うものは、2~3件しかありませんでしたが、米国から書類を郵送しました(なぜPDFのメール送付やオンライン記入がないのだ?)。1回20ドル程度かかるので、条件がマッチするものに絞りました。面接いけるといいな♪

※欧米アカデミック
少しずつ新しい募集が出てきているようです。ちょくちょくチェックしたいと思います。

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