2018年2月21日水曜日

インパクトのある成果

研究をする上で成果のインパクトは、必ずしも必要なものではありません。しかし、もし社会に大きく貢献したいのであれば、インパクトの高さが求められます。それに必要なのは以下の3つです。
  1. 情報収集とテーマ設定
  2. 最善を尽くす
  3. アピール
 情報を更新しないと、マニアックな研究になります。研究としての価値が高ければ、一部から高い評価は得られますが、評価してくれる数は少ないでしょう。最新情報をキャッチするためにも国際会議への参加や論文を読むことは必須です。しかし、すぐさま流行のテーマに飛びついてしまうと独自性が失われます(欧米の真似ばかりをして、自分達の良さが失われていることに気づいていない組織と同じ)。自分の長所を最大限生かすために、流行に乗ってはいけません。あくまでも情報収集です。むしろ、最新情報から得られる「誰もやろうとしていない研究」を目指すほうが健全です。

 最善を尽くさないと、うさんくさい研究者になります。①と③が不十分でも、研究の価値が高ければ、将来的に評価されるでしょう。しかし、②が不十分なのは最悪です。少なくとも「緻密なデータ」と「説得力の高い議論」を展開していれば、いつかは評価されるはずです。

 質の高い論文やうまいプレゼンができれば、同じ研究内容でも外部からの評価が上がります。しかし、アピールが下手だと、その研究成果は眠ったままです。本人は素晴らしい発見だと思っていても、周囲が何を言っているのか理解できなければ、そのすごさが伝わりません。本人も悶々としてしまいます。

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