2017年4月16日日曜日

教育哲学・教育の抱負

教育機関である大学では、教育哲学について質問されます。日本だと「教育の抱負」ですね。

米国の大学では、教員にも3段階あります。(1)授業なし、(2)授業+研究、(3)授業メイン。

ノーベル賞をとれば授業なしでいられる可能性がありますが、大抵は米国でも授業が必須です。

「え?そんな哲学ない。研究がしたいだけなんだけど」という方は、研究所がお勧めです。

研究所では、優秀なPhDがゴロゴロいて、潤沢な資金もあり、とても楽しく研究できます。

教育哲学の例
個人レベルで言えば、学生にとって、学ぶことが最も効率が良いと思います。友人との議論を奨励したり、黒板に書くことを促したり、特別な問題を解くように挑戦させたり、実例を使って学生の興味や想像を刺激したりすることは大変重要だと思います。

これまでの教育経験から、学生にノートを取ってもらうのが、とても有効でした。授業内容を良く吸収できていました。また、教科書持ち込みありの試験を行うことで、学生自身が理解していると信じていることと、実際に学生が理解していることの差を知ることができました。

学部では、試験に合格させるよりも、課題の基礎原理を教える方に重点をあてるべきです。問題を解く技術と課題の基礎原理は、両方とも学生にとって重要です。実用性に着目し、実践的な実験やその場で解く課題を与えたいです。研究領域を広げたり、大学院レベルの研究をすることにも繋がるので、とても有意義な経験になるはずです。

大学院では、共同や批判的かつ創造的な思考スキルに焦点を当てるべきです。学生自身がアイデアを考えたり、授業に関連する研究を批判的に調べたりするように促すべきです。そうすれば、革新的な解決策を提案したり、素晴らしいアイデアを練るのに必要な自信が身につくでしょう。

教えることは教育のキャリアで不可欠な要素です。大学の授業を教えるのを楽しみにしています。教員としてベストを尽くし、学生の知的能力を向上させたいです。私は、自分の教育経験とコミュニケーション能力が優れた教師になるのにピッタリである自信があります。


内容を理解してもらいやすいように、ザッとですが日本語にしておきました。

日本語では、「教育の抱負」の具体例がなかなか見つかりませんが、

英語ではネット上にたくさんあるので、”teaching statement sample”でググってみてください。

事前に提出させられる場合もあるので、私も、今の内に考えてみようと思います。

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