2017年2月5日日曜日

【卓越研究員】応募準備

昨年より卓越研究員という制度が始まりました。積極的に利用したいと思います。

メリットは、研究主宰者(PI)のポストが多いことです。米国では助教もPIです。

日本の多くの大学では講座制であり、それだと助教はポスドクと似た仕事になってしまいます。

アイデアがたくさんある人にとっては、いち早くPIのポストに就きたいものです。

また、テニュア(任期なしの)採用も多く、マッチングまで終えれば安心して研究できます。

(大学側の希望に沿えれば)募集する専攻と専門が完全に合致する必要もありません。

デメリットは、面接のために、決められた日程に自費で帰国しないといけないことです。

また、卓越研究員として採用されても、ジョブマッチングがうまくいかないようです。

学振と同程度の執筆量があり、仕事の合間に書くのも結構大変です。


提出は4月頃です。実験を休みたくないので、本日から執筆準備を始めました。

提出時には、概要→評価書→提案書という3段階のステップが待っています。

ボスに評価書を書いてもらうためにも、早めに準備しておいた方が良さそうです。

卓越研究員候補者になられた方の経験談を貼っておきます。

製薬研究職を目指すことになったターニングポイント(Luckprepopp)

卓越研究員候補者になって思うこと(三嶋雄一郎)


他の日本の類似のポストも紹介しておきます。給与ならETHのポスドクもいいです。

京大・白眉】雇用:5年、給与:大学教員、研究費:年400万円、〆切り:2/27

さきがけ】雇用:3年半、給与:大学教員、研究費:4000万円、〆切り:5/30

学振PDや海外学振を狙っている方も含め、一緒に頑張りましょう!


つづき(JSPSに提出後の話)はコチラ

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