昨年より卓越研究員という制度が始まりました。積極的に利用したいと思います。
メリットは、研究主宰者(PI)のポストが多いことです。米国では助教もPIです。
日本の多くの大学では講座制であり、それだと助教はポスドクと似た仕事になってしまいます。
アイデアがたくさんある人にとっては、いち早くPIのポストに就きたいものです。
また、テニュア(任期なしの)採用も多く、マッチングまで終えれば安心して研究できます。
(大学側の希望に沿えれば)募集する専攻と専門が完全に合致する必要もありません。
デメリットは、面接のために、決められた日程に自費で帰国しないといけないことです。
また、卓越研究員として採用されても、ジョブマッチングがうまくいかないようです。
学振と同程度の執筆量があり、仕事の合間に書くのも結構大変です。
提出は4月頃です。実験を休みたくないので、本日から執筆準備を始めました。
提出時には、概要→評価書→提案書という3段階のステップが待っています。
ボスに評価書を書いてもらうためにも、早めに準備しておいた方が良さそうです。
卓越研究員候補者になられた方の経験談を貼っておきます。
製薬研究職を目指すことになったターニングポイント(Luckprepopp)
卓越研究員候補者になって思うこと(三嶋雄一郎)
他の日本の類似のポストも紹介しておきます。給与ならETHのポスドクもいいです。
【京大・白眉】雇用:5年、給与:大学教員、研究費:年400万円、〆切り:2/27
【さきがけ】雇用:3年半、給与:大学教員、研究費:4000万円、〆切り:5/30
学振PDや海外学振を狙っている方も含め、一緒に頑張りましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿