私の恩師は「よく学びよく遊べ」というモットーだった。学部4年の時はサークル活動に参加していたし、修士の時は土日に遊んだりバイトしたりしていた。それでも平日にがむしゃらに研究することで、修士1年から毎年国際会議にも参加できたし、充実した研究生活を送れたと思う。
自分の学生にも研究を楽しんでほしいし、就職してから活躍してガンガン稼いで幸せな生活を送ってほしい。できれば、博士卒後に専門性を活かして起業を考える学生が出てくると良いな。博士には海外基準、修士には日本基準で教育計画を立てると以下になる。これらの能力を培いつつ、いろんな人とたくさん遊んで欲しいなと思う。もちろん結果が出れば、お互い嬉しいに違いない!
学部4年
日本語執筆・・・学振DCや卒論だけでなく、就職してからも不可欠な能力
卒論・・・問題解決能力を磨く。研究背景では論理的思考が培われる。
研究課題・・・研究を楽しむためApplication重視。手動の測定装置を利用。
修士1年
授業・・・単位重視ではなく、分野問わず興味のある授業を
英語論文執筆・・・早い段階で書いておくと学振DCや就職活動のアピール要素になる
国内会議・・・就職してからより重要になるプレゼン能力、ネットワークも広げて!
TA・・・生活費の小金稼ぎとともに教育経験になる
TOEIC・・・英語の単語と文法などの基礎力UP、就職活動アピール
修士2年
学振DC執筆・・・博士を考慮に入れている人に、将来の科研費執筆練習にもなる
日本企業の就職活動・・・社会勉強になるので、博士進学予定者もぜひ
国際会議・・・海外の学生との違いや研究の方向性など、刺激を受けることは多い
RA・・・生活費の小金稼ぎと教育経験
修論執筆・・・膨大なデータをまとめる。より深い考察力を培う。
博士
研究提案・・・研究室のテーマに囚われないで学生独自の案で研究し、自信に繋げて!
インターン・・・機会があれば出す、日本にいても海外企業に就職できる可能性ができる
海外留学・・・今の研究室以外がどのような雰囲気かを知れる、英語の勉強にもなる
共同研究・・・海外研究者と共同研究して、リードする経験をしてほしい、CVにかける
イベント参加(リンダウ会議、アウトリーチ活動)・・・ネットワークを広げる、友人を増やす
論文執筆・助成金獲得・・・自立した研究者になるために。
博論執筆・・・英語でまとめる、集大成
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